- TOP
- ツムラ品質と歴史
HISTORY
ツムラ品質と歴史
ツムラの生薬に対する取り組み
漢方を製造するためには良質な原料生薬の確保が必要です。原料生薬とは、植物、動物、鉱物などの薬用部位(根、茎、果実、葉など)を調製加工(※)したものです。
当社は、良質の生薬を選定するために、生薬に関する古文献(本草書)を考証し、その内容を現代の科学レベルに照合し、生薬の基原種(学名)、産地を確定したうえで、外観・官能試験、内部形態学的試験および遺伝子鑑定試験を実施し、さらに理化学試験(成分定量を含む)を併用した総合的な品質評価を行っています。
また、原料生薬の品質評価を的確に行うために、原則刻んだ生薬ではなく原形のまま先行サンプルを入手し、品質検査に適合したものについて、ロットとして品質試験を行い、品質保証された生薬だけを納入しています。
このようにして、確保された良質の原料生薬は、適切な大きさに切裁され、刻み生薬として、また、処方に従い調合されてエキス顆粒製造工程に送られ、高品質な漢方に生まれ変わります。
※調製加工:収穫された生薬の乾燥・蒸し・加工などを行う
ツムラ コーポレートサイト「品質について」へ
ツムラの漢方の歴史
2018年に創業125周年を迎えたツムラの始まりは、明治中期に遡ります。
当時は明治政府が西洋医学一辺倒の制度改革を進め、医薬品の指定は輸入した化学薬品のみに限られていた時代でした。
漢方は衰退していたにもかかわらず、津村重舎はその復興を確信。
1893年にツムラの前身となる津村順天堂を設立し、中将湯(※)の生産と販売に力を注ぎました。
重舎が信じて疑わなかった漢方の薬効は、現在も多くの処方を通じて幅広い層の健康に寄与しています。
ツムラ コーポレートサイト「ツムラの歴史」へ
理念映像
ツムラの経営理念は、なぜ「自然と健康を科学する」なのか。
物語をとおしてご紹介します。
・「自然と健康を科学する」のストーリー
上掲の『「自然と健康を科学する」の物語』を基にしたショートムービー
『「自然と健康を科学する」のストーリー』です。(4 分33 秒)
※ツムラコーポレートサイトに移動します。