※端末により実際の製品と色味が異なる場合があります。
※上記画像の構成生薬はイメージです。

鼻と皮膚が化膿しやすい方に

ツムラ漢方荊芥連翹湯エキス顆粒(けいがいれんぎょうとう)

第2類医薬品

包装:20包(10日分)
希望小売価格:2,400円(本体価格)+消費税
JAN:4987138390509

製品情報

効能・効果

体力中等度以上で、皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの次の諸症:蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび

症状チェック

  • 鼻と皮膚が化膿しやすい

  • 慢性化したちくのう症

  • 鼻やのど(扁桃)にくり返し炎症をおこす

  • にきびができやすい

処方解説

ちくのう症やくり返すにきびに用いられる漢方薬です。炎症が起こりやすく、症状が慢性化しやすい方に適しています。漢方医学では、「異病同治」という異なる病気でも同じ治療を行う考え方があり、鼻と皮膚に熱をもっている状態と捉え、同じ処方が選択されることがあります。さらに、全身に栄養分を運ぶ「血」が不足して流れが滞ると、患部に十分な栄養がめぐらずに、化膿したり、慢性化します。荊芥連翹湯は体の熱を冷まし、「血」を補い、めぐらせることで炎症を抑え、ちくのう症や繰り返すにきびを改善します。

成分・分量

本品2包(3.75g)中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.25gを含有します。

成分 分量
日局オウゴン 0.75g
日局オウバク 0.75g
日局オウレン 0.75g
日局キキョウ 0.75g
日局キジツ 0.75g
日局ケイガイ 0.75g
日局サイコ 0.75g
日局サンシシ 0.75g
日局ジオウ 0.75g
日局シャクヤク 0.75g
日局センキュウ 0.75g
日局トウキ 0.75g
日局ハッカ 0.75g
日局ビャクシ 0.75g
日局ボウフウ 0.75g
日局レンギョウ 0.75g
日局カンゾウ 0.5g

添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物を含有します。

用法・用量

次の量を、食前に水またはお湯で服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1包(1.875g) 2回
7歳以上15歳未満 2/3包
4歳以上 7歳未満 1/2包
2歳以上 4歳未満 1/3包
2歳未満 服用しないでください

<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

生薬一覧

オウゴン(黄芩)

シソ科のコガネバナの周皮を除いた根

オウバク(黄柏)

ミカン科のキハダまたはPhellodendron chinense Schneiderの周皮を除いた樹皮

オウレン(黄連)

キンポウゲ科のオウレン又はCoptis teeta Wallichの根をほとんど除いた根茎

キキョウ(桔梗)

キキョウ科のキキョウの根

キジツ(枳実)

ミカン科のダイダイ又はナツミカンの未熟果実をそのまま又はそれを半分に横切したもの

ケイガイ(荊芥)

シソ科のケイガイの花穂

サイコ(柴胡)

セリ科のミシマサイコの根

サンシシ(山梔子)

アカネ科のクチナシの果実

ジオウ(地黄)

ゴマノハグサ科のアカヤジオウ又はRehmannia glutinosa Liboschitzの根(乾ジオウ)又はそれを蒸したもの(熟ジオウ)

シャクヤク(芍薬)

ボタン科のシャクヤクの根

センキュウ(川芎)

セリ科のセンキュウの根茎を、通例、湯通ししたもの

トウキ(当帰)

セリ科のトウキまたはホッカイトウキの根を通例、湯通ししたもの

ハッカ(薄荷)

シソ科のハッカの地上部

ビャクシ(白芷)

セリ科のヨロイグサの根

ボウフウ(防風)

セリ科のボウフウの根及び根茎

レンギョウ(連翹)

モクセイ科のレンギョウまたはシナレンギョウの果実

カンゾウ(甘草)

マメ科のGlycyrrhiza uralensis Fischer又はGlycyrrhiza glabra Linnéの根及びストロン、ときには周皮を除いたもの

お取扱いでのご注意事項

保管および取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。

  2. 小児の手の届かない所に保管してください。

  3. 1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。

  4. 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少顆粒の色調等が異なることがありますが効能・効果にはかわりありません。

  5. 使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。

使用上の注意

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    1. 医師の治療を受けている人。
    2. 妊婦または妊娠していると思われる人。
    3. 胃腸が弱く下痢しやすい人。
  2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    関係部位 症状
    皮 膚 発疹・発赤、かゆみ
    消 化 器 食欲不振、胃部不快感

    まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

    症状の名称 症状
    間 質 性 肺 炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
    肝 機 能 障 害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
    腸 間 膜 静 脈 硬 化 症※ 長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれる。
  3. 1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

  4. ※長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

一般用漢方製剤・一般用医薬品のよくあるご質問