KAMPO for YOU

漢方を探す

頭・カラダの痛み 他の症状から探す

養生法


  • ・体を冷やすと、血や水分のめぐりが悪くなるので、体を冷やさないよう注意しましょう。

  • ・長時間同じ姿勢は避け、普段から、運動前や運動後にストレッチをして、筋肉を伸ばすように心がけましょう。

  • ・運動中はこまめに水分補給(ミネラルや塩分が入ったものを)することをおすすめします。

  • ・運動した夜はゆっくり入浴し、血行を良くすることで足がつりにくくなります。

  • ・入浴後や就寝前にストレッチやマッサージ、指圧などで緊張した筋肉をほぐしましょう。

足のつり
足がつるとは筋肉が急にけいれんして痛みを伴う状態のことで健康な人でも起こる現象です。特に夏季の過激な運動時、発汗・下痢などの一過性にみられる脱水が原因です。しかし、頻回にみられるものは糖尿病、慢性肝疾患、血液透析例などが疑われ、高齢者では不眠・不安の原因ともなり生活の質が著しく悪化します。
漢方薬の中には筋肉の急激なけいれんを抑える効果のある処方があり足がつった時にお役立て頂けます。

肩こり・高血圧や肥満に伴う肩こり
肩こりの主な症状は首から肩にかけての痛みや重さ、張りなどです。肩こりは外見では炎症がみられないので本人の自覚症状として感じるもので慢性的な症状になることが多い疾患です。肩こりはストレスや精神的緊張、クーラーによる冷え、長時間同じ姿勢でのデスクワーク、生理前のホルモンバランスの乱れなど様々な要因で悪化する事が多い様です。漢方医学では痛みが起こる原因は血行不良や水分バランスの乱れと考え、その原因を改善することで痛みを抑えます。

腰痛
腰痛を引き起こす原因はさまざまですが多くは原因がはっきりしないもので「腰痛症」と呼ばれています。原因のはっきしりた病気の症状として起こる腰痛には、突然強い痛みが腰を襲う、「ぎっくり腰」や「椎間板ヘルニア」「脊椎分離症(せきついぶんりしょう)」などがあります。
漢方薬は冷えると悪化する痛みに効果が大きいと言われおり、単に痛みを抑え込むのではなく、血行不良や水分バランスの乱れを改善することで体調を整え、痛みを軽くします。高齢者に多い痛みはそう激しくないが、つらいというような慢性化した腰痛も漢方薬が力を発揮します

関節痛・神経痛
関節痛とは何らかの原因で関節が炎症を起こし、こわばりや腫れ痛みを伴った状態のことをさします。漢方薬は冷えると悪化する痛みに効果が大きいと言われおり、単に痛みを抑え込むのではなく、血行不良や水分バランスの乱れを改善することで体調を整え、痛みを軽くします。
また、高齢者や胃腸が弱い方にも使える漢方薬もあります。

頭痛・高血圧や肥満に伴う頭痛
頭痛は激しい痛みや吐き気を伴う片頭痛と肩こりや眼精疲労などが原因で頭重感をきたす緊張型頭痛に大きくわけられます。片頭痛は緊張やストレス、ホルモンバランスの乱れなどが原因でおこり、緊張型頭痛は肩こり、同じ姿勢でのデスクワーク、冷えなどに起因することが多いといわれています。
漢方医学では頭痛の原因は血行不良や体内の水分バランスの乱れによって起こると考えます。原因や症状、体質にあった漢方薬を選択することで肩こりやめまい、胃腸障害など付随する症状を総合的に改善することができます。